こんにちは、
植物療法サロン・アルトコの中野かずこです。
ベランダや畑で植物を育てながら、心のことにも思い至った話があって。ちょっと長くなりますが、書いてみますね。
植物療法をやっているのに、生の植物は苦手
私が自然療法に出会ったのは 2007年。歴だけは長いのです。
その結果、植物のエネルギーが詰まったボトルであるアロマセラピーやフラワーエッセンスとは仲良しに。
でも、生の薬草を使ったり、ましてや草花を育てたりっていうことは全然できていないという弱みがありました。
自然療法の方は手仕事が得意な方が多いので、私は地味に劣等感を持つ分野でした。
「育てるのは人間(と猫)だけで手いっぱい!もの言わない植物のことなんて忘れちゃう!」
となってしまうのですが、それにしても本当にダメで、水をやりすぎて枯らしたり、要らない葉を切らずにもじゃもじゃにしたり、ひどかったのです。
- こういうのは向いてない(才能がない)
- そもそも丁寧な暮らしができない(それはダメなことだ)
- 植物好きとは名乗れない……(条件を満たしていない)
などなど
何気なく自分を責める系の思考になってしまうので、園芸関係しばらく敬遠していました。
一念発起して栽培に取り組む2024
だがしかし、今年は心機一転。
サロンオープンに当たり入り口&ベランダでハーブ栽培。
さらに1年だけ借りられた市民農園で野菜栽培。
生の植物たちとも触れ合う日々をはじめています。
まじめにやってみると、ハーブ、良いです。
何しろかなり強い。ほったらかしていても割と大丈夫。
水やりを多少忘れてしおれかけてもすぐ復活。使うために少しずつとってもすぐ復活。
その逞しさに癒されます。
野菜も、今のところ雨がしょっちゅう降るので(今年、5月にしては雨の日多くないですか??)
毎日畑に通うほどの必要もなく、毎週レタスとバジルをもりもり収穫しながら楽しんでいます。
苦手意識を克服しつつある今回、何が変わったのか?
そんなわけで長めに抱えていた「植物を育てられないダメな私」という苦手意識が克服されつつある最近。
今までと何が違うのか、思い当たることをリストアップしてみました。
人に伝えて報告したり相談したりすること、知識を入れながら試行錯誤すること。ですね。
考えてみるとごくごく当たり前なんですが
今まで妙に「自分はダメだから」ってこだわり過ぎていたかもしれません。
以前何もかもダメにしたときは、子育て真っ最中で心の余裕がなかったことも環境的要因だったのかもしれない。正しい知識を学んで試行錯誤する余力がなかった…… という振り返りもできてきました。
天才的センスは確かになさそうだが(笑)でも今がダメでも少しずつ良くなるという当たり前のことを実感する最近です。
「私はいつもダメだ」メンタルと似ている
こういうことって、結構メンタルの面でも起こりがちで(HSPさん自分責めの方多いですから!)
セッションでお話し伺っていて
「私はいつもダメだから」
「周りに比べておかしいと思う」
という気持ちがぽろっと出てくる方も多いのです。
いや、でもそれは幼いころにハマったパターン抜けられなくて
それを繰り返して何度も「ダメだダメだ」って確かめる感じになってしまうものだから。
そのパターンに気づいて、もう少し自分に合うやり方を知って、試行錯誤することも自分に許して、少しずつうまくやれるようになっていけば
ダメなんてことはないと気づくはずです。変わりますよ。
って人には言えるのに、自分はまたハマっていたなーーーーという話でした。
でもネガティブ思考にハマっても大丈夫。気づけばいいのです!
おかしな流れ・パターン・思い込みに、気づけばそこから抜けられる、変われる。
ちょっとの知識と意識と努力は必要だけど、思ったよりは楽に、そして楽しく流れは変えられる。
そんなことをこれからも、植物のボトルたちの力を借りながらお伝えできればなと思います。
そして生きている植物たちとの仲も深めていきながら、楽しんでまいります。
(サロンにお越しの際には、玄関先のハーブたちの良い香り、感じてみてくださいね)
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